トップアスリートの指導のもと、将来有望なジュニア選手に対し、心技体(Spirit)(Technique)(Physical)の重要性を感じつつ、目標設定や練習に対する意欲など、スポーツ競技者の育成・強化及び指導者の資質向上を目的としたスポーツ教室を開催する事業です。
令和7年度 津市スポーツ競技力向上事業
STeP up スクール in 津
≪なぎなた≫
●開催日:令和7年7月21日(月・祝)
10:00~16:00
●会 場:学校法人高田学苑
高田中・高等学校第1体育館
●講 師:山本千代先生(なぎなた教士)
山内綾先生(なぎなた錬士)
●主 催:津 市
●共 催:NPO法人津市スポーツ協会
●主 管:津市なぎなた協会
●後 援:津市教育委員会、津商工会議所、
津市スポーツ・メッセネットワーク、中日新聞社、
伊勢新聞社、三重ふるさと新聞、三重タイムズ社、
三重テレビ放送、三重エフエム放送、ZTV
本年度は、和歌山県から山本千代先生、山内綾先生をお招きし、津市なぎなた協会から選抜された小学生~高校生23名を対象に、なぎなたの講習会を開催しました。
基本技の練習では、面、胴、小手、脛など決められた技を正確に打ち込むため、有効となる場所をピンポイントでねらうことや、体軸や重心の位置、最後まで目線を外さないことなど、一つ一つの動きを確認しました。
そして、二人一組で行う演技競技の実践練習を行い、午前の練習を締めくくりました。
午後は、防具を着装し、試合競技の練習を行いました。相手から攻撃されにくくなるような体さばきや、守りから攻めに転じる技術など、より高度な技術を学びました。また形だけではなく「決めるぞ」という気持ちを持って、心を込めて打つことが大事とのご指導もありました。
講師からは、「何か得よう、何か見つけようと意識している人としていない人では結果に差が出る。なぎなたは技術の習得に時間のかかる競技。意識改革をして稽古をコツコツと頑張ってほしい」と激励のお言葉をいただきました。
参加した選手は、「基本技から丁寧に教わることができた。今まで意識できなかったこと、やろうと思ってもできなかったことを学べた。これからの個人個人の試合に向けてがんばっていきたい」と気持ちを新たにしていました。