終戦の年、戦火の傷跡が大きく残るなか、スポーツを通して市民の精神的な支えになろうと、関係者の努力により昭和20(1945)年11月2日に旧津市において「津市体育協会」が設立されました。また、平成18年には、市町村合併による新津市誕生に合わせ、地域を拡大し引き継がれました。
この「津市体育協会」から発展し、より一層の社会貢献を目指して、平成24(2012)年10月1日付けで「特定非営利活動法人津市スポーツ協会」を新たに設立しました。
当協会は、津市民の健康増進・体力向上と青少年の健全育成、競技団体の競技力・指導力の向上に努め、市民一人ひとりがスポーツに親しむ「生涯スポーツ社会の形成」に寄与することを目的としています。
現在、法人設立後10余年を経過し、加盟組織・団体は1組織・42競技団体で、その傘下に約900団体、構成員約19,000名が加入する津市最大のスポーツ団体です。
また、当協会の活動に賛同し、ご支援をいただく賛助会員は、57法人・団体と個人23名となっています。
当協会の主な活動としては、市民スポーツ大会や市民スポーツ教室を通じた競技団体等の組織強化、競技力の向上、国スポの選手への激励、優秀選手の表彰事業のほか、広く市民を対象とした健康教室やイベントなど総合的なスポーツ推進事業を行っています。
特に、近年は日硝ハイウエーアリーナやNHW三重武道館など市内運動施設を活用し、市民の健康増進や子どもの体力向上に向けた取り組みも積極的に行っています。
今後も、津市のスポーツ推進を担う団体として、更なる活動の充実を図るほか、スポーツを通じてライフスタイルの改善にも取り組んで参ります。
令和7年4月1日
特定非営利活動法人 津市スポーツ協会
会長 乙部 満生